福岡の官国幣社を巡ってみよう!

日本には88,000を超える神社があり、福岡県内でも約3,800の神社があるそうです。

戦後のGHQによって廃止されましたが、神社は細かく格式が決められていて、平安時代中期に編纂された延喜式が元になっています。その延喜式を倣い明治時代に新たに神社を等級化したのを近代社格制度と言います。

近代社格制度では神社を官社・諸社・無格社に分類しています。

官社は新嘗祭や祈年祭に国から奉幣を受ける神社で最も格式が高く、神祇官が祀る官幣社と地方官が祀る国弊社に分けられ、それぞれ大・中・小にランクされ昇格などもあったそうです。まるでJリーグの様ですね(笑)

ちなみに伊勢神宮だけは全ての神社の上にあり、社格のない特別な存在とされました。

この官国幣社が福岡県内に8社あります。神社巡りのスタートには最適な神社ですのでコロナ禍で遠出がしにくい今だからこそ地元の歴史を巡ってみるのも良いと思いますよ!

福岡市東区だけでも3社もあるので1日で数社巡れるのもポイントです!


●官幣大社

宗像大社(宗像市)・香椎宮(福岡市東区)・筥崎宮(福岡市東区)

●国弊大社

高良神社(久留米市)

●官幣中社

太宰府天満宮(太宰府市)・英彦山神宮(田川郡添田町)

●官幣小社

志賀海神社(福岡市東区)・住吉神社(福岡市博多区)


写真:上から香椎宮・筥崎宮・宗像大社・志賀海神社

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